ボホール島にいる世界最小のメガネザル”ターシャ”に会いに行こう!

アジア

ボホール島への行き方はこちらでご紹介しています。

ターシャってなに?

ターシャとは世界最小のメガネ猿で、目がクリクリしていてグレムリンみたいな容姿をしています。

手のひらにすっぽり収まるほどの大きさで、身長は10cmほどです。

体重もとても軽く100gほどしかありません。

夜でも見えるように目が発達したそうですが、眼球を動かすことはできず、周りを見るときには首ごと動かして見るんだそうです。

ターシャは絶滅危惧種に指定されており、観光地ではあるもののターシャに会うには厳しくルールが定められています。

それもそのはずターシャはストレスに弱く、過度にストレスを感じると自殺するなんてこともあったようです。

ターシャを見学する際の注意点!!

先ほども述べたようにターシャはとても繊細でストレスを感じやすい動物です。

1・フラッシュ撮影は絶対に禁止です!

ターシャは目が弱いです。ターシャに会いに行って写真を取ることは可能です。しかし間違ってフラッシュを焚いて撮影をしてしまったら、ターシャが失明したり、過度なストレスを感じで自殺するなんてこともありえますので、撮影の際はフラッシュをオフにすることをお忘れなく。

2・大きな声や音で驚かせない

ターシャは夜行性のため昼間は寝ていることがほとんどです。そのため大きな声で騒いだりすると過度なストレスを与えることになります。

人間でも寝ているときに毎日騒がれたらストレス溜まりますもんね。

ターシャを起こさないようにそっと静かに観賞しましょう。

3・絶対に触らない

ターシャは人との馴れ合いを好みません。そしてターシャの肌はとても弱くて繊細です。そのため謝って体を木にぶつけたために死んでしまうこともあります。

また過度なストレスを感じると自ら体を木や柵などにぶつけて自殺してしまうなんてことも・・・

距離を保って寝ているターシャをそっと見守りましょう。

葉っぱの下に隠れているターシャ
木にしがみついているターシャ
ターシャ

うまく隠れるかのように寝ているターシャですが、現地のガイドさんが居場所を教えてくれます。

そっと起こさないように写真を撮りましょう。

このような自然保護区の中でターシャは暮らしています。

斜面や階段を登っていきますので動きやすい格好で行く必要があります。

ターシャを発見しました。わかりやすい場所で寝てくれています。笑

木にしがみついて寝ている姿はとっても愛らしいです。

スヤスヤ寝てますね。可愛いですね〜

こちらのターシャは起きて移動中かな?

想像していたよりもたくさんのターシャを観ることができました。

ターシャの周辺施設について

ちなみにジャングルのような場所にいますので観光地とはいえ周辺にお店がたくさんあるわけではありません。

私が行ったときには一軒だけお店がありジュースを買ったりトイレを借りることができました。

しかしトイレにはティッシュなどはありませんので常に持っていた方が良いかと思います。

また衛生的には期待しない方がいいでしょう。

世界最小のメガネ猿のターシャを観に行ったまとめ

絶滅危惧種として保護されているターシャはなかなか会うことができない珍しい動物です。密猟などで減ってしまったターシャですが、マニラに持ち帰ろうとして自殺してしまったなんて話もあり、その繊細さゆえ絶滅寸前にまでなってしまったのかもしれません。

ボホールまで行って観てみるととても可愛くて、みんなで守って行くべき存在だなと感じました。

観光として入ってくる収入は地域やターシャのために使われるはずなので、きちんとターシャを理解してマナーよくたくさんの人が観光できればいいなと思います。

時間があればバクラヨン教会も訪れてみてはいかがでしょうか?

下記の記事で詳しく書いていますので、合わせて観てもらえたら嬉しいです。

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