ワシントンDCにあるブルースアレイに行ってみてオススメしたい場所だったので詳しくご紹介していきたいと思います。
Blues Alleyとは?
1965年に設立されたクラブです。
世界的に有名なアーティストのライブをたくさん行ってきました。
アーティストとしてDizzy Gillespie, Sarah Vaughan, Nancy Wilson, Grover Washington Jr, Ramsey Lewis, Charlie Byrd, Maynard Ferguson, Eva Cassidyなどが挙げられます。
ブルースアレイはジョージタウンの中心に位置し、18世紀の馬車小屋のような赤レンガ作りえ1920〜1930年代を彷彿させる雰囲気を醸し出しています。
Blues Alley (ブルースアリー)は地元の人にもそして世界中の人にも愛されるジャズクラブです。
ジャズが好きな人にはアメリカに行ったらぜひ行って欲しい場所なので、今回は事前に予約して行ってきた時の様子や注意事項などをお伝えしていきます。
ブルースとジャズの違いとは?
そもそもブルースとかジャズとかソウルとかR&Bとか違いがよくわからないんだけど。って人結構いるんじゃないでしょうか?
ブルーズとは
もともとアフリカ系アメリカ人から生まれた音楽でワーキング・ソングとして発展したとされています。
ギターを用いて歌が主役になっています。
ロックはブルースから大きな影響を受けているようです。
ジャズとは
2拍目と4拍目にアクセントをおくのが特徴で、ブルーノートスケールという音階が基本になっています。
これらを理解した上で即興で奏でられる非常に高度な音楽ともされています。
楽器による演奏が主役になっています。
ブルースは歌が主役、ジャズは楽器が主役と覚えるとわかりやすいですね。
R&Bとは
リズム・アンド・ブルースの略称で、ブルースをリズムに乗せて歌うことを言います。R&Bはゴスペルやブルースから発展したもので1920から広まり1947にR&Bと名付けられました。
ブルースよりもリズミカルなのが特徴です。
ソウルとは
ブルースはもともと黒人の歌だったと書きましたが、白人にも歌われるようになってきた頃に、本物のブルースをと黒人たちが作り直した曲たちがソウルと呼ばれるようになりました。
ソウルはゴスペルとR&Bの発展してできたとされていて1960ごろにできました。
ファンクとは
ファンクはソウルが発展したジャンルで1970年代にできました。
16ビートを使いとともリズミカルなのが特徴的でダンスシーンでも多く使われます。
ブルースアレイではブルースとジャズはもちろんソウルやR&Bなど様々なアーティストのライブを楽しむことができます。
公演予定のアーティストは公式ページで確認してくださいね。
ブルースアレイの場所は?
Foggy Bottom GWU メトロステーションから歩いて15分の所にあります。
メトロのブルーラインとオレンジラインのどちらでも行くことができます。
Blues Alley Club
1073 Wisconsin Ave NW, Washington, DC 20007 アメリカ合衆国
+1 202-337-4141
https://goo.gl/maps/EnMaXAwAodJVG8xB7
JAZZの文字が見えてくるのでわかりやすいです。
車で行く際には近くに有料のパーキングがいくつかあるようなのでそちらを利用してください。
チケットの購入方法
当日のチケットもありますが、大変人気で列ができていますので、ネットであらかじめ予約していくことをお勧めします。
私が行った時はネットでも売り切れが多かったので、日っていが限られている人は早めの予約をお勧めします。
時間は2部に別れていて1部は6:00〜 2部は10:00〜です
購入方法は
1・公式サイトから購入
2・電話にて (202)337-4141
3・Box officeにて 12:00〜8:00
私がお昼に行った感じで現地で販売スタッフがいる感じはしなかったのですが、Box officeは現地ではないのでしょうか?それとも時間が早かったかもしれません。
チケットに関しては公式サイトで確認してみてください。
ドレスコードはあるの?
公式サイトではドレスビジネスカジュアルと記載されていました。
実際に行った感じは割と皆さんラフでした。
もちろんドレスやスーツの人も多かったので綺麗めな雰囲気を心がけるとちょうど良い気がします。
ちなみに私は黒のオフショルダーのドレスでいきました。上の写真に写っているのが私です。
年齢制限はあるの?
基本的に年齢制限はありません。
しかし守らなくてはいけないルールがいくつかありますので、これができなさそうなお子様は連れて行かない方がいいかもしれません。
ライブ中の注意事項
1・音楽を楽しむ場所なので公演中は会話を控えて静かにしましょう
2・公演中は全員は着席しなければなりません
3・公演中の録音、録画およびカメラ撮影は禁止です
4・会場内は全面喫煙可能です
ライブは役2時間です。お子様を連れていく場合には静かに座っていることができるか、また受動喫煙することになっても良いかも確認する必要があります。
オーダーに最低条件があります
一人当たり$12あたりの食べ物や飲み物をオーダーする必要があります。
これはお子様も同じです。
また団体の場合はチケットの割引はありませんが、食事の割引を受けられる12名以上のグループ向けのディナーショーパッケージがあります。
詳しくは電話で問い合わせる必要があるようです。
ちなみにご飯はメニューが予想していたよりも豊富で、割と美味しかったのでお腹おすかせておいてディナーを楽しむのも良いかと思います。
ただ公演中は照明が落とされてテーブルにはキャンドルのみになりますので、何が入っているはよく見えないかもしれません。
会場の雰囲気と席の配置
グループ席が丸いテーブルで前の方にあります。
その後ろに2人がけ席が並んできます。
基本的にせきは先着順のようで、大人数のグループだけあらかじめ決められているっぽかったです。
障害のある方で車椅子の方も通りに面した1階なので来店はしやすいのですが、そ入れが2階にあって階段でしかいけません。
車椅子の方は事前に電話してスペースを確保しておいてもらう必要があるようです。
ブルースアレイは日本にもあります
知ってましたか?
1990年にブルースアレイジャパンができたようです。
関東の方なら知っている方多いかもですが目黒駅の近くに位置しています。
詳しい案内は公式サイトで確認ください。
本場のブルースアレイに行ってみた感想
演奏がとってもカッコよくて、雰囲気あふれる大人の空間でした。
席は狭くて横の人も近めだけど演奏中はみんな座って聴き入っているので不便に感じることもなく、音楽に集中できました。
2時間は結構長いけどご飯食べて飲みながらだから、そこまで長くは感じなかったです。
またさっきも言ったようにテーブルはくらいからご飯は少し食べにくいです。何かつまみながら飲むくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
終始座って音楽を楽しむ感じなので、じっとしていられない人にはお勧めできないです。私は体力なくてずっと座っていたいタイプなのでぴったりでした。
JAZZ好きなら一度は訪れてほしい大人のジャズクラブです。