海外の運転に必要な国際ライセンスとは
観光目的で海外を訪れる際は、日本の運転免許証では基本的にレンタカーを借りることはできませんし、もちろん運転もできません。
とは言い切ったものの、実はハワイでは日本の運転免許証だけで借りれるとこほがあったり、カリフォルニアでも高額ですがレンタカーできるところがあります。
しかし基本的には認められていませんので、海外でレンタカーで旅をしたいと思ったらまず国際ライセンスを取りに行きましょう
国際ライセンスが取得できる場所
国際ライセンスを発行してくれるのは免許更新センターや運転免許試験場です。
そのほかに一部警察署でも発行が可能です。
国際ライセンス取得に必要なもの
国際免許証は日本での運転免許証があることが大前提です。
運転免許証
印鑑
写真(縦5cm 横4cm ディファインなどのカラーコンタクトを使用していないもので撮影は6ヶ月以内に行ったもの)
パスポートもしくは渡航証明できるもの
証明できるものとしては飛行機のチケットや旅行会社の旅行日程表などですが、そのには免許証と同じ名前がアルファベットで記されている必要があります。
手数料 2350円
過去に国際ライセンスを取得している人は返納の義務があります。
国際ライセンス取得と有効期限
国際ライセンスの取得は結構簡単です。
時期によってはかなり混み合いますので、大型連休の前や春休みなど学生さんが休みの時期などは避けた方が良いかと思います。
職員さんの指示に従って申請用に記入して、写真と一緒に提出して、あとは待つだけで、当日中に受け取ルコとができます。
国際ライセンスは取得してから1年間が有効です。それを過ぎたら再度取得しにいかなければなりません。
1年って結構あっという間なのでよく海外に行く人は渡航前に必ずチェックしておきましょう。
国際ライセンスがあると運転できる国一覧
ジュネーブ条約締約している国では日本で取得した国際ライセンスで運転することが可能です。
結構たくさんありますので地域ごとに順番に記載していきます。
アジア一覧
フィリピン、インド、タイ、バングラデシュ、マレーシア、シンガポール、スリランカ、カンボジア、ラオス人民共和国、大韓民国
中近東一覧
トルコ、イスラエル、シリア、キプロス、ヨルダン、レバノン、アラブ首長国連邦
アフリカ一覧
南アフリカ、中央アフリカ共和国、エジプト、ガーナ、アルジェリア、モロッコ、ボツワナ、コンゴ共和国、コンゴ、ペナン、コートジボワール、レソト、マダガスカル、マラウイ、マリ、ニジェール、ルワンダ、セネガル、シエラ・レオネ、トーゴ、チュニジア、ウガンダ、ジンバブエ、ナミビアらブルキナファソ、ナイジェリア
ヨーロッパ一覧
イギリス、ギリシャ、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、オランダ、フランス、イタリア、ロシア連邦、セルビア、モンテネグロ、スペイン王国、フィンランド、ポルトガル、オーストリア、ベルギー、ポーランド、アイルランド、ハンガリー、ルーマニア、アイスランド、ブルガリア、マルタ、アルバニア、ルクセンブルク、モナコ、サンマリノ、バチカン、キルギス、ジョージア、チェコ共和国、スロバキア、スロベニア、リトアニア
アメリカ州一覧
アメリカ合衆国、カナダ、ペルー、キューバ、エクアドル、アルゼンチン、チリ、パラグアイ、バルバドス、ドミニカ共和国、グアテマラ、ハイチ、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ジャマイカ
オセアニア一覧
ニュージーランド、オーストラリア、ファジー、パプアニューギニア
特別行政区
香港、マカオ、フランスの領土、アルバ、キュラソー島、シント・マールテン、ケイマン諸島、マン島、ガーンジー、ジャージー、ジブラルタル、アメリカの領土
海外で運転する際の注意点
レンタカーを借りる際にはクレジットカードが必要です
アメリカではレンタカーを借りるときにはデポジットのためにクレジットカードが必ず必要です。
それも国際ライセンスを提示する人のクレジットカードが必要になります。
オーストラリアも同じだったと思います。
アジアはゆるいところもあるようで日本の免許証でバイクなどを借りられる場合もあるようですが、安全のためにもきちんとした会社で借りられるように国際ライセンスは必ず持っていきましょう。
左ハンドルは右折より左折が難しい
世界的には右側通行は珍しく、ほとんどの国では左側通行です。なので曲がるときも左折の時に対向車に気をつけなければなりません。
また右折の時も日本と同じ感覚では大回りすぎることになりますので、慣れるまで少し駐車場などで練習してみてもいいと思います。
速度が速い
海外は日本に比べて運転荒い国が多いです。
アメリカはそんなに荒いと感じたことはなかったですが、ただスピードが早かったです。
高速走ってるくらいのスピードで山道とか飛ばしていて、片側一車線で少し怖かったです。
スピードは国によっても制限速度が違いますので一概には言えませんが、オーストラリアのゴールドコーストは割とのんびり走れた覚えがあります。
またアジアでは割り込みが多い国が多く、またバイクもたくさん走っているので運転しずらい地域も多いと思います。
ちなみにバリはバイクがとても多く、道もあまり綺麗に舗装されていないところも多かったので、とても運転しにくそうでした。
事故に注意
当たり前のことなのですが、日本以上にアジアなどではバイクの割り込みが多く接触事故がよく発生しています。
またグランドキャニオンに向かう途中の砂漠などは逆に何もなさすぎて、最初は感動するのですがだんだん飽きてきて眠たくなってきてしまいますので要注意です。
運転するときには十分な気をつけて運転しましょう。
ガス欠に注意!
これはグランドキャニオンなどの時の話ですが、長距離をスピードだして入っているとガソリンは減っていきますし、行きも帰りもどこかで一旦給油する必要があります。
ハイブリッドカーをレンタル出来ていればいいのですが、なかなかガソスタがないので早めの給油を心がけましょう
保険に注意!
アメリカやオーストラリアのレンタカーでは保険つけることを勧められますので入る方が多いと思います。しかしアジアでは安く楽にバイクを借りられるケースもあって保険に入り忘れることもあるかと思います。
もし事故したときには保険がないと病院に行くにしてもとっても不安ですよね。
また車体の弁償なんてことにもなりますので、必ず保険に入ること。そして旅行前にあらかじめ日本で保険に入っておくと安心ですね。
海外でドライブしよう!
危険だなんだって注意することばかり述べてきましたが、私は海外でドライブするのは大変オススメです。
私が運転好きなのもありますが、海外で運転しているとすっごく楽しいんです!
日本では見れない景色が見れたり、たまたま車だから行けた場所もあったりと車だからこと味わえる旅の側面があります。
ぜひ海外のドライブに興味をもったなら、まずは国際ライセンスを取得してから渡航先の交通事情を調べてみてくださいね。