フランスで食事するなら、心得ておきたいレストランのランクごとの呼び方とと心得ておくべきドレスコード

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フランス料理ではビストロ、ブラッスリー、レストランなど様々な呼び方がありますが、違いについてあまり理解していない人も多いのではないでしょうか。

日本ではレストランと当たり前のように使っている言葉ですが、実はレストランとはフランス語で、私たち日本人が思っているよりも高級なお店を指しています。

今回は価格帯やランクごとの呼び方と、お店ごとに心得ておくべきドレスコードについて詳しくお話ししていきます。

グラン・メゾン

高級フレンチ店で数える程しかない最高級のお店のことを指します。

単価5万前後のお店です。

日本でなら都心に数店舗しかないような有名シェフがいるようなお店のことです。

当然ドレスコードがあり、男性はジャケット着用はもちろんのこと、きちんとネクタイを締めて、革靴を履いていく必要があります。

女性はドレスやワンピース、ジャケットなどのドレッシーな服装が好ましいです。もちろん足元はハイヒールを着用するようにしましょう。

世界で数少ない最高級フレンチ店と思っていると良いでしょう。

レストラン

一般的なフレンチのお店を指しますが日本人が思っているよりも高級なお店で、日本でフレンチを食べに行く時の感覚でいれば問題ないと思われます。

単価3万前後のお店です。

ドレスコードもあり、男性はジャケット着用、女性ならワンピースなどの綺麗な服装で行かなければ恥ずかしい思いをするかもしれません。

イタリアではリストランテと呼ばれています。

日本でならそこそこ有名な高級フレンチと思っているとちょうど良いでしょう。

ビストロ

フレンチでも少し一般的なお店でドレスコードなどをあまり厳しく気にすることのないカジュアルなお店になります。とはいえ日本の小洒落たお店で食べるくらいの意識でおしゃれして行った方がふさわしいかと思います。

単価1万前後のお店です。

イタリアではトラットリアと呼ばれています。

日本でいうならその地域では名の知れた、少し高めのフレンチ店くらいと思うとちょうど良いでしょう

ブラッスリー

よりカジュアルなお店でビールと一緒に食事かできるイメージです。カジュアルスタイルでいっても問題ない気楽なお店です。

単価5000円前後のお店です。

イタリアではオステリアと呼ばれ親しまれています。

日本でいうなら一般的なレストランと思うとちょうど良いでしょう。

カフェ

日本でもイメージするカフェとほぼ同じです。軽食が食べれてコーヒーが飲めるお店です。もちろんカジュアルな服装で問題ありません。

日本のカフェと違うのはそれそれのお店のデザートやパンの質が高いことです。

イタリアではバール、スペインではバルと言います。

オーベルジュ

宿泊施設が併設された高級店。最近日本でもよく耳にするようになりましたが、田舎などの別荘地でこだわりの料理を提供しているお店です。

オーベルジュはお店によってかなりの価格差があります。

ドレスコードはジャケット着用や綺麗めな服装でいきましょう。

食事を楽しみましょう

ドレスコードとは自分のためだけでなく、お店の雰囲気を守るためや、周りのお客さんへの配慮とも言えます。

皆が気持ち良い空間になるようにお店にあった服装を心がけ流ようにしましょう。旅の思い出はご飯と共にあると言っても過言ではありません。

お店の雰囲気や料理の美しさ、そして味などその全てが心に残るものです。

マナーよく食事を楽しみましょう!

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