1・飲食店をはじめる前に

仕事&資格

なぜ飲食店をしたいのか

飲食店は極めて利益率の低い商売だと言われています。

実際に私も飲食店を経営したことがありますが、旅館業に比べて利益率は低く、かつ労働力時間の長い仕事だと言えます。

あなたはどちらのタイプですか?

1.自分が現場で働きたいタイプ

2.現場はスタッフに任せてオーナー業に徹したいタイプ

自慢の料理を直接この手でお客様に提供して、お客様の喜ぶ顔が見たいんだ!と思っているならそれはとても素敵なことです。

でももし現場のスタッフにほとんど任せたいと考えているならば、正直飲食店はお勧めしません。

先程も言いましたが飲食店の利益率は大変少ないです。

行列のできるお店をたくさん経営しているような会社は別ですが、個人事業主レベルでこれからお店を始めようとしている場合は、オーナー自身が現場に立って働くスタイルが1番利益が出るでしょう。

もしあなたが余力のある資金で副業として飲食店をするのであれば、スタッフに任せることも可能かもしれません。しかしお酒などのドリンクが売れる仕組みをうまく作るか、余程素晴らしいシェフを雇ってスタッフを教育しない限り利益を出していくのは難しいでしょう。

お店を持つことが夢なのであれば止める事はしませんが、もしあなたが楽して稼ぎたいと思っているのであれば飲食店の経営はお勧めしません。

それでも自分ならできるという自信のある方、または自身が現場に立ってお店をやろうと思っている方は是非読み進めていってください。

開業にかかる費用

飲食店をしたいと思っているならまずはきちんとコンセプトやお店の場所など考えましょう!

飲食店といってもその規模や事業形態によって開業にかかる費用は大きくかかります。

小さいカウンターだけのBARとフレンチのレストランでは設備投資にかかる費用は雲泥の差なので自分のしたい事業に近いものを参考にしてみてください。

BARを開業する場合

俺は隠れ家みたいな裏路地でカウンターだけのこじんまりしたBARがしたいんだ!という場合には、費用は抑えられるかもしれません。

地域によって大きく家賃が異なりますが、都心でなければ格安のテナントでカウンター8席程度のBARをオープンさせるだけなら、居抜きで即使えそうな物件を探せば150万もあれば可能でしょう。

開業費用にはテナント契約の際にかかる家賃と敷金礼金や保証金と手数料、設備投資例えばコールドテーブルや調理台や2層式の流し台など、営業許可を取得するためにも購入しなければならないものがあります。そのほかにはお酒の仕入れに20万〜30万ほどかかります。(お酒の種類により異なります。)

また開業してから3ヶ月くらいの運転資金は持っておくべきでしょう。家賃と人件費(自分も含めて)、光熱費と仕入れ代などをみておきましょう。

私は京都の河原町の居抜き物件で家賃16万のテナントを改装ほぼなしでBARをオープンした場合にかかった費用は人件費なども含めて確か250万ほどでした。

シャンパンやワインを置かないお店なら初期費用はもっと抑えられますし、逆にワインバーをしたいといった場合はワインセラーやワインの仕入れ代などでもっと費用がかかるでしょう。

逆に日本酒や焼酎の一升瓶をズラると並べたような和風のBARにしたいのなら、ワインに比べて割と安価に仕入れができるでしょう。

BARの場合は最低額で見積もったら150万程度からオープンは可能だと言えるでしょう。

カフェを開業する場合

田舎でのんびりカフェをしたいなぁ〜と思った場合はどうでしょうか。

カフェの場合はBARに比べたら広いスペースが必要になるとか思います。

しかし田舎の方でカフェをするなら家賃はかなり抑えられますし、家賃10万以下のテナントを借りることも可能です。安くで物件を買うことだって視野に入れて探すことができます。

なので都会に比べたらかなり安くでオープンすることが可能でしょう。

物件購入ではなくテナントで改装もほぼ必要ないところが見つかれば150万もあれば始められることもあるでしょう。

内装工事も自分でやる場合や、居抜きであまり改装する必要がない場合はかなり費用を抑えることができます。

もしコーヒーをハンドドリップではなくマシンを使ってエスプレッソやカプチーノを作って提供したいのならば、マシンは5〜20万円ほどはするでしょう。またしっかり改装して思い描いたお店を作りたいのなら内装工事に1000万以上かかることもあります。

当たり前ですが、お店はどこまでこだわって造るかで費用は大きく変わります。それだけカフェと一括りにいってもスタイル次第で開業費用はだいぶ変わってきます。

街中でテナントを借りてオープンする場合とかなりの費用が変わってきます。自分のしたいエリアのテナント情報をチェックしてみましょう。

コーヒーとトーストだけ出すような喫茶店スタイルなのか、おしゃれなメニューがたくさんあるようなカフェをするのか、まずはどんなお店にしたいかのビジョンをはっきりを作って、すり合わせていくのが良いかと思います。

レストランを開業する場合

雰囲気の良い洋食屋さんがしたいなぁ〜と思っている場合はその規模によってかなり変わります。

家庭料理レベルのものを提供するのか、それともどこかで修行して本格的な料理を提供するのか、料理のジャンルや提供する料理次第とも言えます。

知り合いがビストロ(カジュアルなフランス料理レストラン)をテナントで家賃20万くらいのお店を契約し、内装工事をして23席のお店をオープンした際にかかった費用は2400万円でした。

フランス料理はスチコンなどの調理設備や器具なども他の料理に比べて専門的なものが必要になってきます。

和食や中華ならフランス料理に比べたら調理器具に対する設備投資は少ないかと思います。

しかし懐石料理を出すようなお店の場合は内装や食器などに費用が必要になるでしょう。

中華料理は他のレストランに比べたら比較的始めやすいかと思います。またカジュアルなバルや庶民的な洋食屋さんなどは比較的安価で開業できるでしょう。

だいたいレストランの場合は最低でも500万ほどはみておいた方が良いかと思います。

しっかり理想のお店を一から作りたいなら1500万以上はかかると思っておいて良いと思います。

しかし流石にこれだけの資金を自己資金で用意するのは難しいかと思います。

そんな時には融資を受けることを考えてみましょう。

融資を受ける際にはきっちりとした事業計画を立てる必要があります。

何にいくらかかるかなど順を追って計算していきましょう。

融資についてはあとで説明しますが先に読みたい方はこちらの記事から読んでみてくださいね。

お店のコンセプトを決める

お店を作るにあたりコンセプトが非常に重要です!

どんなお店を作りたいのかまたそのお店に来るであろうお客さんはどんな人なのか?

これを突き詰めて考えていくことでターゲットに合った場所を見つけることができます。

例えばインスタ映えする可愛いらしいカフェをしたいと思っている場合、そこに来る客層は可愛いものが好きな女子ではないでしょうか?

かわいいものが好きな女子が集まる場所はどこでしょう?

オフィス街ではないですよね。

おしゃれなショップが集まる街中、また郊外の景色がきれいな場所、またはインスタ映えするような観光地付近など、おしゃれな人や発信したい人が集まるエリアではないでしょうか?

ボリュームたっぷりで安くてうまい洋食屋さんをしたい場合はいったいどこですれば流行るでしょうか?

もしあなたがボリュームたっぷりの洋食屋さんをしようと思っていたらその店のターゲットはどんな人でしょうか?

きっとその店に通うお客様はスポーツしている人や、たくさん食べたい年頃の男子大学生などではないでしょうか?

そのために選ぶべき立地は大学の近く、または大学のある最寄り駅近くではないでしょうか。またはスポーツ施設の近くや競技場などの周辺ではないでしょうか?

このようにあなたの想い描くお店に来るのはどんな人なのかを考えることで、どの駅の近くにもしくは郊外に、どんな雰囲気の場所にお店を作ればいいのかが見えててきますね。

あなたのしたいお店のイメージとそこに来るであろう客層とその人たちが集まる場所などが見えてきたら次はその地域周辺の調査をします。

コンセプトに合う立地が見えてきたら次は物件探しと調査してみましょう!

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